どんな人が予選通過するのか (2)【色モノ枠】

出場枠20組の中でゲスト枠は4つです。となると、残りは16枠になります。予選通過した人やグループを見ると、割と均等に選出されています。おおよそ以下の種類の枠があると思われます。

(1) ゲスト枠(最大4組まで)
(2) 色モノ枠(楽しませるパフォーマンス型など)
(3) 年齢枠(老人枠/男女枠あり)
(4) 地域枠(その地域の民謡や県歌など)
(5) グループ枠(3人以上〜5人くらいまで)
(6) 歌が上手な人の枠
(7) 一般枠
(8) 例外枠(歌以外のもの)

(1)はすでに説明したとおりです。(2)ですが、(1)の次に狙ってくる人が多い枠です。NHKとしては、そういう枠があるのは謳っていませんが確かに存在します。だから、多くの人が色モノ枠を狙ってくるわけです。ところが、NHKとしては色モノ枠ばかり多くなると番組が違ったものになってしまうため思っている以上に枠の数としては少ないようです。ただ楽しませる枠としては2枠ほど確保してある感じはします。
もし、仮に(2)が2枠だとすると250組中で2組しかないので倍率は約125倍。すでに既出の(1)と棄権した数も引くと200組中で2組程度、つまり100倍にもなってしまいます。
塩尻市の時も色モノ枠狙いと思われる個人、団体が結構多くありました。でも、ほとんど通過するものはありませんでした。
色モノでも以下のパフォーマンスが行なわれるものは、まず通過しないと思われます。

・物まね(のど自慢は、物真似番組でも歌番組でもないため)
・個人の顔が特定できないもの(デーモン小暮のように顔面全て白塗りはNG。これは、予選通過後に個人の写真を撮るためです)
・特定の会社や団体の利益になるようなもの(例えば政党のイメージソングなど)
・人数が多すぎるもの(これは椅子に座れなくなるため。よくて5人程度)

あと、意外と通過しにくいのがアニメソングです。予選ではアニメソングを聞くことができますが、ほとんど予選通過することはありません。アニメソングで通過するパターンとしては歌っている人が保母さんで「さんぽ」(となりのトトロ)などのメジャーな曲でないと無理があります。結構駄目なのが「もののけ姫」。まず、通過しません。他の曲を選んだ方がいいでしょう。
また、誰も知らないような曲の場合でも予選通過することはできます。