■プログラム説明(ソースコード説明)
			 色を定義するための関数を用意し白と黒のカラーオブジェクトを作成します。描く市松模様の位置や幅などを変数に入れておきます。描く回数分forを使って縦と横に四角形を描く処理を繰り返します。描く四角形の色を白にするか黒にするかは描く位置から求めます。繰り返し値は変数i,jにあるので両方を加算してから1との論理積を取ります。1との論理積を取ることにより結果は0か1になります。つまり奇数か偶数になります。偶数なら黒、奇数なら白として塗りの色を設定します。
			
			■ソースコード
			function setColor(r,g,b)
			{
				var tmpColor = new RGBColor();
				var newColor = new Color();
				tmpColor.red = r;
				tmpColor.green = g;
				tmpColor.blue = b;
				newColor.rgb = tmpColor;	
				return newColor;
			}
			
			whiteColor = setColor(255,255,255);	// 白色
			blackColor = setColor(0,0,0);	// 黒色
			
			wCount = 10;	// 横のタイル数
			hCount = 4;	// 縦のタイル数
			x = 0;	// 表示位置(X座標)
			y = 0;	// 表示位置(Y座標)
			w = 40;	// 横幅
			h = 40;	// 縦幅
			docObj = activeDocument;
			
			for (j=0; j<hCount; j++)
			{
				for (i=0; i<wCount; i++)
				{
					pObj = docObj.pathItems.rectangle(0,0,w,h);
					pObj.translate(x+i*w,y+j*h);
					pObj.filled = true;	// 塗りあり
					pObj.stroked = true;	// 線あり
					pObj.strokeWidth = 0.5;	// 線幅0.5ポイント
					pObj.strokeColor = blackColor;	// 線の色を指定(黒色)
					pObj.fillColor = blackColor;
					n = ( i + j ) & 1;
					if (n) pObj.fillColor = whiteColor;
				}
			}
			
			
			
			
			■使い方
			1:市松模様を描くドキュメントをアクティブ(最前面)にします。
			2:ファイルメニューからスクリプトを実行します。
			3:市松模様が描画されます。
			
			
			■ポイント
			 単純な市松模様以外に以下のような回転処理を行うと違った市松模様を描くことができます。ランダムにカラーを変えても違った模様になります。
			
			pObj.rotate(45);
			
		
■実際のスクリプトをダウンロード(sample.js.zip)