固定テキストを作成する

■プログラム説明（ソースコード説明）
　まず、ダイアログを作成します。作成されたダイアログにadd()を使い固定テキストを追加します。固定テキストは種類にstatictextを指定し、表示する座標と表示する文字を指定します。表示範囲に文字が入りきらない場合には文字の末尾に...が表示されます。
　設定が終わったらshow()を使い作成されたダイアログを表示します。

■ソースコード
uDlg = new Window('dialog','サンプル',[200,100,580,245]);
uDlg.okBtn = uDlg.add("button",[130,80,225,80+25], "OK!", { name:"ok"});
uDlg.sText = uDlg.add("statictext",[100,10,275,10+45], "Photoshop CS, Sample text");
uDlg.show();

■使い方
１：ファイルメニューからスクリプトを実行します。
２：ダイアログが指定した座標に固定テキストが表示されます。

■ポイント
　固定テキストを作成する場合の書式は以下のようになります。座標は左上になり右下にいくにしたがって値が増加します。

親オブジェクト.add("statictext",[左座標,上座標,右座標,下座標],表示される文字)

　表示される文字を改行したい場合には以下のように改行コードを付加します。

CR = String.fromCharCode(13);
uDlg.sText = uDlg.add("statictext",[50,10,275,10+45], "Photoshop CS"+CR+"Sample text");

■注意
　MacOS X Panther (10.3.x)ではOKボタンを作成しないとダイアログが正常に表示されません。escキーまたはreturn, enterキーを押すとダイアログを消すことができます。